実家が有名な稼業をやっている人もいます。
そんな1人は、俳優の佐々木蔵之介がいます。
佐々木蔵之介の実家はどんな家なのでしょう?

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佐々木蔵之介の実家はかなり古くからある酒屋です。
洛中で、120年以上続く佐々木酒造です。

本当は佐々木蔵之介が継ぐはずだったのですが、
本人は芝居にハマってしまったので
継げなくなったので、弟の晃さんが現在継いでいます。
晃さんで4代目です。

お店の前には大きな杉玉がかかっていて、
これは「新酒ができました」というお知らせです。
新酒ができたら、茶色くなった古い杉玉から、
真新しい青々とした杉玉にします。
現代では、空調やタンクを冷やす設備があるので、
お酒を造る時期も変わってきました。
9月に蔵入りして、11月の中旬には新酒ができあがります。
佐々木酒造での売れ筋の大吟醸は寒仕込みで、
1年で1番寒い1〜2月に仕込んで3月にできるのです。
京都の冬は寒いから、その分おいしいお酒ができあがります。
新酒のもろみを搾った最初のお酒は、「あらばしり」「しぼりたて」という名前になっています。
新鮮なフレッシュな香りで、女性にも飲みやすいお酒です。
佐々木酒造では「聚楽第 吟醸あらしぼり」や「西陣 しぼりたて特別純米」がおすすめ!
いわば季節限定の商品ですから、いつでも飲めるものではないからです。
お酒はその土地土地で、どんな商品になっているのかが
違いが感じられるものです。
特に、京都は懐石料理が発展していますから、
懐石料理に合うお酒が人気になっているのです。
京都のお酒は、料理の味を邪魔しないことが大事で、
晃さんは仲がいい料理人さんと
自分の酒造にあったお酒を作っています。
お酒だけではなくて、
料理も着物もすべてそろって初めて一流といえるようです。
日本食は無形文化遺産に登録されたので、
佐々木酒造でも日本酒も売り込んでいきたいと考えています。
佐々木酒造は創業・明治26年以来、
変わらず同じ場所で酒を造っています。
今では、周辺でも造り酒屋は少なくなってしまったのですが、
佐々木蔵之介の弟の晃さんは
まだまだ頑張って酒を造っていこうと決意しています。
「佐々木蔵之介」の名前からも分かるように、
佐々木蔵之介も実家の家業を誇りに考えています。
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